風邪の初期症状において、寒気(悪寒)や微熱を感じ、市販の風邪薬を飲む際に
「治りが早いから」という理由で、一緒に栄養ドリンクやビタミン剤などを飲む方がいると思います。
これらの薬には「無水カフェイン」などの中枢神経興奮剤が入っている場合が多く、
合わせ飲みをする事によってカフェインの過剰摂取を引き起こす事があります。
風邪薬と栄養ドリンクを一緒に飲んだ方が、実際に治りが早いと体感してる方もいると思いますが、
実際には風邪が治ったから元気になったのではなく、興奮剤によって元気になったと錯覚しているだけのケースもあります。
カフェインの過剰摂取は、頭痛や不整脈といった急性中毒症状が起こり、重症になると痙攣が起き治療が必要な事もあります。
安易な考えで、成分が重複する合わせ飲みは大変危険ですので、やらないようにしましょう。